6歳息子の小麦アレルギーが少しずつ治ってきたお話。

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子育て

こんにちは、6歳と3歳の息子を持つスガハッピーです。

長男は小さい頃から小麦アレルギーをもっています。。

保育園では他の園児とは一緒に給食を食べたことがないうちの子。

その息子、、、6歳になってアレルギーが少しずつ良くなってきたんです、やっとみんなと同じものを食べられるように。

うれしくてワクワクしちゃってるんです。笑

アレルギーが分かった経緯やどのように向き合ってきたか文章にしてみました。

最初のアレルギー反応

これは怖かった。

生後9か月くらいの頃だったと思います、はじめてそうめんをあげたときのこと、少しだけ、、、ほんの2cmほど食べさせてみたんです。

アレルギーの可能性も考え少しだけにしたのが正解でした。

心の中では「まぁ大丈夫っしょ?」という感覚であげたんだけど

食べてから2分くらいですかね、

突然、咳をしはじめてその咳が止まらなくなって、呼吸も変になっていったんです、、、

「ぜぇぜぇ」言い出して浅くなっていく感じ。

やっべー!!と焦りながら、急いで車に乗せて病院へ。

救急で見てもらったんだけど、そのころには症状が治まり、呼吸も戻っていました。

病院では小麦アレルギーという診断結果がでてショックはあったけど、一生食べられないわけじゃないし、早めに知ることができて良かったという気持ちがありました。

このときはとにかく命に別条がなく安心したのを覚えています。

 

小麦を除去した生活

それから約4年間、完全に小麦を除去した食生活を送っていました。

調味料なんかにも小麦が入っているから最初は戸惑いました、小麦の入っていない調味料を買いそろえてメニューも限られてくる。

でも、意外に探すと小麦の入ってないカレー粉や、小麦の入っていないシチューなんか売ってて、から揚げも片栗粉で作れば問題なし。

時間が経つにつれて、不自由に感じることも減っていきました。

ただ、やっぱり旅行先や外食は気をつかいましたねぇ、お店に売っているものは疑ってかからなきゃいけない。

何かあってからではいけないと、気をはっていました。

「クレープ食べたい」

「肉まん食べたい」

「やきそば食べたい」

って言われると、、、「ごめん、これ小麦入っているからダメなんだよ」と言うしかなかった、辛かった~。

子供には「食べたら死んじゃう、パパたちともう会えなくなるかもしれないんだよ」と脅していました。

安易に食べちゃわないように口に入れるものには常に注意を払ってました。

外食の8割は回転寿司、生魚が一番安心して食べさせられるものでもあったんです。

心の中では、まだ息子が食べたことのない、おいしいものを色々食べさせたいと思う瞬間がいっぱいありました。

 

小麦、食べれる!?

4歳になってから急に思うようになったことが、、、

何かあったわけではないんだけど、小麦をあげてない期間が長く体も大きくなったことからアレルギーが改善しているのでは?と考えるようになったんです。

少し食べられるのか、少しもダメなのか、どんな状態なのか全くわからない。

ということで病院で、アレルギーについて今後の向き合い方、進め方を相談。

病院から提案されたのが「負荷試験」!

負荷試験ってのは、うどんを食べさせてどこまでの量いけるか見ようぜっていう試験。

30分おきに量を増やしながら食べさせて反応を見るというもの。

病院や症状によってやり方は色々かもしれないけれどぼくらが通っている病院ではそんな感じの説明を受けたんです。

目的は、どこまで食べられるのか知るということ。

4年間一切与えていなかったからすごく怖いけど病院での試験で安心感があったことと、謎の希望もあったから、やることに。笑

最初は0.5g次に1g次に2g次に5g次に10gと5段階であげることに。

 

負荷試験当日

負荷試験当日は1日様子を見るために宿泊入院が確定していた為、ぼくが会社の有休をとり付き添うことに。

始まる前からドキドキ。

なんのせ小麦をあげるのは4年ぶりだったから、かなり不安でした。

【死んだりしないよなぁ?】なんて最悪なことを考えちゃったりして。

息子はうどんを食べたことがないから持参した調味料を付けるために色々準備しましたよー

めんつゆ・マヨネーズ・しょうゆ・小麦不使用カレールー・チョコペースト

何を付けるか聞いたところ

まさかの、即答でチョコペースト!笑

チョコが大好きなんですよぉ。

お昼前に負荷試験開始!

先生・看護師さん立ち合いのもと食べさせます。

チョコうどんを口に運びます。

はむっ!

もぐもぐ。

ドキドキ。

反応なし、、、

みたいなのが0.5g1g2g5gと続き

5gで反応が。。。

食べて1分くらい経った時、顔が赤くなり咳が出始めて止まらなくなってしまったんです。

すぐに看護師さんが薬を飲ませて、吸入をさせ10分くらい経った頃におさまっていきました。

息子の苦しむ姿を見るのは辛く、変わってあげたいという気持ちに。涙

息子は体に負担がかかったからか、すぐに疲れたように眠ってしまいました。

【大丈夫?生きてる?】と思いながら、呼吸はできていたので一安心。

次の日も問題なく無事に退院。

 

家での小麦練習

ここから家での練習が始まりました。

2gが食べられて5gがダメだったということで、家で2gを一週間食べさせ続け、大丈夫だったら次の週に2.5gを一週間毎日食べる。

一週間ごとに0.5gずつ増やして食べさせる練習を病院と相談しながら進めていったんです。

うどんを一気に茹でて測りで測定しながら一つずつラップし冷凍、毎日チンして食べさせるという作業をひたすら続けました。

なかなか地味で面倒な作業でしたが息子のためということで続けられました。笑

食べられる量が増え家で60g程食べてもアレルギー反応がでなくなった息子。

よくスーパーで売ってる茹でうどんが200gくらいだから、その1/3近く食べられるようになったんです。

一回目の負荷試験から1年半経過し、年齢が6歳。

いやぁ、頑張ったなぁと息子に言いたいし、自分にも言いたい。笑

自分には言わなくていいか。笑

ということで、どこまで食べられるか再挑戦するため病院と相談しながら2回目の負荷試験をやることに。

今回は100gと200gに設定。

30分、時間をおいて2回に分けてあげることに。

計300gって!?大人の大盛りの量!?笑

先生、設定間違ってね?笑

 

2回目の負荷試験

今回も、ぼくが有休をとり付き添い。

1回目のときよりもある程度食べられることをわかっているから、緊張感は少なめ。

300g全部食べさせることを想定すると、息子を腹ペコ状態にさせたかったから、朝早くに起きて軽く朝食を済ませます。

昼に腹ペコ状態の息子が完成!笑

おなかすいたぁと呟いている息子。

病院へ行き待機。

しばらくすると看護師さんと先生が100gのうどんを持ってきました。

先生立ち合いのもと、今回はめんつゆで食べてもらいます。

息子は順調に食べ進めペロリと食べ終え反応なし。

【よぉーし!!いいぞ!】心の声。

とりあえず100gクリア!

家では60gまでしか食べられなかったから一気に記録更新。

続いて200g、見るからに多い。

こんな量のうどん、アレルギーの息子がたべられるか?

ていうかさっき100g食べてさらにこれいけるか?腹的に。笑

と色々恐怖を感じました。

勢いよく200gのうどんを食べ進める息子。

「がんばれーいいぞいいぞ」と声をかけます。

量が多く頑張って口に頬張るが飲み込むまで時間がかかっている様子。

それでも無理やり食べ続け

なんと、、、

食べきったんです。

んでもって、反応がでなかったんです。

【やったー!ひゃっほー!】

こんだけ食べられるなんて、想像できなかった。

「がんばったな!こんな食べられたんだぞ!すごいぞ!」と褒めると

「うどん、もう食べたくない」と一言。笑

翌日退院だったんだけどうれしくてうれしくて。涙

こんな食べても反応なしなんて嬉しすぎる!笑

先生からも、あとは家で小麦の入った色々な食材をチャレンジしてみてくださいという言葉をもらったんです。

「もう負荷試験をする必要はないでしょう」とのこと。

 

負荷試験2回目終わってから

もうこの負荷試験をやった週末の休みはケーキを買ってクッキーを買ってパスタを食べさせてハンバーガーをあげて、お祭り騒ぎでした。笑

みんなが食べているものを同じ様に食べられるというのはうれしいことです。

アレルギーがなくなったのかはハッキリわからず怖い部分はあるけれど、ある程度の量を食べられることはわかったので今後も注意しながら子供の様子を見ていこうと思っています。

これからが楽しみです。

わが子のアレルギー事情でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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